2023年7月14日
日本教職員組合が「持続可能な学校のための7つの提言」を出しました。
持続可能な学校のための緊急提言 日本教職員組合
提言1
「わかる授業」「楽しい学校」づくりのために、教員の授業の準備の時間を確保することが必要です。
提言2
すべての校種で少人数学級の実現が必要です。
提言3
さまざまな背景をもつすべての子どものために、教職員の拡充とスクールカウンセラー等の専門職の配置・拡充が必要です。
提言4
子どもがゆとりある学校生活をおくるために、学習指導要領の内容削減など、学ぶ内容の見直しが必要です。
提言5
若手教職員をサポートするために、人員配置の拡充も含めた業務軽減が必要です。
提言6
教員が本来業務に専念するために、文部科学省の示す 「業務の役割分担・適正化」を文部科学省の責任においてすすめることが必要です。
提言7
教員のいのちと健康を守るために、「定額働かせ放題」の「給特法」の廃止・抜本的見直しが必要です。
2023年
10月22日 3年ぶりにホームページを更新しました。
「カンボジアの農村を支援する会」を削除、「おすすめのテレビ番組」に変更しました。
おすすめのテレビ番組に「<サラメシ>NHK総合 木曜日19:30~19:55」をUPしました。
組合ニュース「誰のため?何のため? さいたま市から高校への調査書 2023年9月」「何を話しているか話してないのか 教育委員会会議」の記事をUPしました。
2020年
1月10日 さいたま市職労新年旗開きに参加しました。
1月11日 埼玉教組新年旗開きに参加しました。
1月14日 組合会議で、変形労働時間制問題に関するさいたま市教育委員会への要求書を検討しました。
1月31日 さいたま市教育委員会に対して、「『公立学校の教育職員の業務量の適切な管理その他教育職員の服務を監督する教育委員会が教育職員の健康及び福祉の確保を図るために講ずべき措置に関する指針』の実効化について(要請)」を提出しました。
2月26日 さいたま市教育委員会に対して、「『時間外勤務時間の上限時間』および『変形労働時間制の導入』に関する要求書」を提出しました。
2月26日 さいたま市教育委員会に対して、「新型コロナウィルス感染拡大防止に係る卒業式、入学式等の延期または中止について(要請)」を提出しました。
2月26日 文部科学省が新型コロナウィルス感染拡大防止について、以下、2つの事務連絡を出しました。
・学校の卒業式・入学式等の開催に関する考え方について(2020年2月25日時点)
・児童生徒等に新型コロナウイルス感染症が発生した場合の対応について(2020年2月25日時点)
3月9日 組合会議
3月23日 組合会議 メール会議
4月3日 さいたま市教育委員会 あいさつ
4月27日 組合会議 メール会議
5月11日 組合会議 Zoomにて
5月25日 組合会議 Zoomにて
6月8日 組合会議 Zoomにて
6月22日 組合会議 Zoomにて
7月13日 組合会議 Zoomにて
7月17日 さいたま市教育委員会に「新型コロナウィルス感染症の拡大予防および感染対策に関する要求書」を提出。
7月27日 組合会議 Zoomにて
8月28日 さいたま市教育委員会と交渉。「新型コロナウィルス感染症の拡大予防および感染対策に関する要求書」に関する件。18時~19時。常盤会館。
8月30日 さいたま市教職員組合教育研究集会
特別報告 東松山市立小学校の実践報告『子どもたちと共に絶滅危惧種ーサワトラノオとトウキョウサンショウウオーを育てる』岡島孝徳(東松山市立市の川小学校)
9月11日 さいたま市教職員組合ニュース 2020年9月11日発行
9月14日 組合会議 Zoomにて
9月28日 組合会議 Zoomにて
10月12日 組合会議 Zoomにて
10月26日 組合会議 対面式およびZoomにて
11月9日 組合会議 対面式およびZoomにて
11月20日 「小中学校のWi-Fi環境整備による電磁波対策について」資料を掲載
2019年
4月1日 執行委員長が米澤康から町分君恵にバトンタッチしました。
4月4日 細田眞由美教育長が一方的に、今年度7月に「変形労働時間制」の試行を発表しました。
4月5日 さいたま市教育委員会への表敬訪問を行いました。
4月15日 さいたま市教組ニュースを発行しました。
4月27日 連合埼玉中央メーデーに参加しました。大宮駅鐘塚公園。
さいたま市教組ニュース号外「学校現場への変形労働制の試行導入反対」を発行しました。
5月3日 5・3憲法集会に参加しました。有明・東京臨海公園
5月24日 さいたま市学校現場への「変形総労働制」試行について、さいたま市教委と協議しました。
5月25日 示そう辺野古NO!の民意を全国総行動 国会前に参加しました。
6月14日 市内3校で「変形労働時間制」を2019年度7月に試行実施する問題で、さいたま市教育委員会と交渉しました。組合は超過勤務の縮減への対策を求め、試行実施の撤回を求めました。
6月24日 第19回さいたま市教職員組合大会を開催しました。
6月28日 さいたま市教職員組合ニュース 2019年6月28日発行 「問題いっぱい!市内小中高11校で変形労働時間制の試行、今年7月強行!」 を発行しました。
7月1日 市内11校で「変形労働時間制」の試行が開始されました。2019年7月31日まで。
小学校…土合小・中尾小・三橋小・上小小・与野西北小・川通小の6校
中学校…岸中・大宮東中・与野東中・城南中の4校
高校…市立浦和高の1校
計11校
超過勤務縮減が第一の優先事項です。現場職員と管理職の対等な交渉で職
員の合意に基づく学校運営を求めます。
10月15日 さいたま市教組は「変形労働時間制撤回署名」に賛同します。みなさん
も、署名にご協力下さい。
【緊急署名】子どもたちの為にも これ以上教員を疲弊させないで… 定時を延ばし 残業を隠す「変形労働時間制」 は撤回して下さい!
発信者:現職教員 斉藤 ひでみ 宛先:国会議員の皆さん
これが通れば、より多くの同僚が倒れてしまうかもしれない…。
居ても立ってもいられず、署名を募ることにしました。
私は、現職教員です。
今、公立学校に「一年単位の変形労働時間制」を導入するという改革がなされようとしています。
現場に身を置く私は、これにより、過労教員がますます増えるのではないかと懸念しています。
早期退職者も増え、学生は教育現場を敬遠、人手不足がますます深刻化するのではないかと恐れています。
私生活をなくし、疲弊しきりながら、仕事に追われる…。
教員の心身の状態は、間違いなく、子どもの教育にはね返ります。
ぜひ教員や教員家族の方、広く社会の皆さんに考えてもらい、署名とともに「コメント」を寄せてもらいたいと思いました。
私はそのコメントを、国会に届けます。
▼一年単位の変形労働時間制とは
「一年単位の変形労働時間制」とは、画像のように、授業期間の定時を延ばし、その分の振替を夏休み期間等に持っていくという制度改革です。
確かに、こうすることで「統計上の残業時間」は減らすことができます。
しかし、過酷な勤務実態は何も変わりません。
それどころか、次のような環境悪化が予想されるのです。
▼予想される環境悪化
①過労で倒れる教員が増える
過労で倒れる教員が多いのが、長期休みまでの期間だと言われています。
どこかでまとまった休みが確保されるとしても、そこに辿り着くまでに倒れてしまうのです。日々の疲れは、短期のうちに回復させなければなりません。
教員も人間なんです。
②我が子を迎えに行けない・介護が成り立たない
子育て世帯や介護世帯など、どうしても 17 時に帰らなければならない教員がいます。定時が延長されると、19 時まで学校に残らざるを得ない、ということも起こり得ます。
延長された定時まで、みっちり会議等が詰め込まれることは明白です。
③定時後の「無限・無賃残業」は変わらない
今回の改革は、残業を残業と認めない「給特法」の仕組みを大きく変えないでなされるということです。
つまり、定時後に「自発的」の名の下で強いられる「働かせ放題」の実態は変わりません。定時までは定められた全体の仕事をし、授業準備など個人の「残業」は時間外に余儀なくされることが容易に想像されます。
④部活顧問が職務命令される
部活顧問について、文科省の見解は「所定労働時間内に限り職務命令できる」です。定時が延長されることで、部活顧問は正式に職務命令可能となります。
「部活顧問が辛すぎる、本来任意のはずでは…」という声の高まりの中で、全員に顧問を強いる環境が整おうとしています。
⑤年休は使えない
夏休みに振替で休んでもらうということですが、これは言わば「代休」であって、年休の消化にはなりません。
現在、唯一と言って良い年休消化の機会が夏休み期間ですが、制度導入後、一年を通して年休を使う機会はなくなります。
⑥夏もおそらく休めない
夏休み期間に、あらかじめ定められた休日が設けられても、休める保証はありません。夏休み期間だって、暇ではないのです。
現在の土日同様、「自発的」な部活指導や校内事務を余儀なくされることが予想されます。また、夏休み後に向けて家で授業準備をせざるを得ない…ということも起こり得ます。
▼ではどうすれば良いのか
この制度改革について、私が最も不審に思う点は、「夏休み期間に十分休んでもらうため」という理由で進められようとしていることです。
この理由が真ならば、無理矢理に制度をいじらなくても、岐阜市がすでに行っているように、2週間ほどの長期閉庁期間を設ければ良いだけのことです(閉庁期間とは、対外対応や会議等の仕事を入れない期間のこと)。
閉庁期間は年休で存分に休んでも良いし、授業準備を進めたい教員は閉庁期間に年休を取らず出勤して、静かな校舎内で個人の仕事を進めれば良いのです。
「夏休み期間に十分休んでもらうため」に「一年単位の変形労働時間制を導入する」というのはおかしな理屈であり、そこには別の目的があるとしか考えられません。
それは、「統計上の残業時間を減らすため」であり、「部活顧問の選択権を求める声を抑えるため」であると、私は感じています。
そもそも「一年単位の変形労働時間制」は公務員には適用できない制度なのです。
それを、「教育公務員は他の公務員と違い特殊である」と定める「給特法」に追記する形で導入することにも、強い憤りを感じます(給特法の改悪です)。
▼一人一人の考えを伝えることが重要です
この改革は、現場の意見を何ら聴くことなく、進められようとしています。
今、大切なのは、一人一人が意見を発することだと思います。
そのためのプラットフォームが必要だと考えました。
今回の署名は、署名数よりも「コメント」を国や自治体に届けたいという思いから始めました。
私たちは、何を望むのか、何を望まないのか。
どうか、署名とともにメッセージをお寄せ下さいますよう、お願い致します。
■署名とコメントは、10/3 までのものを一旦提出する予定です
■法案の具体に合わせて「予想される環境悪化」は適宜更新させて頂きます
【呼びかけ人】
・斉藤ひでみ
公立学校教員
給特法の改正を求める署名 発起人
・工藤祥子
元教員
全国過労死を考える家族の会 公務災害担当
神奈川過労死等を考える家族の会 代表
【後援】五十音順
・学校の働き方を考える教育学者の会
・給特法のこれからを考える有志の会
・教職員の働き方改革推進プロジェクト
・全国過労死を考える家族の会
【呼びかけ賛同人】五十音順
・青木純一(日本女子体育大学 教授)
・石川英志(岐阜大学 教授)
・伊住継行(IPU環太平洋大学 講師)
・市川昭午(国立大学財務・経営センター 名誉教授)
・岩田一正(成城大学 教授)
・内田良 (名古屋大学 准教授)
・梅原利夫(和光大学 名誉教授)
・大内裕和(中京大学 教授)
・岡崎渉 (兵庫教育大学 助教)
・小澤浩明(東洋大学 教授)
・片山悠樹(愛知教育大学 准教授)
・神永典郎(白百合女子大学 教授)
・久保富三夫(立命館大学 教授)
・久保田英助(愛知学泉大学 教授)
・神代健彦(京都教育大学 准教授)
・佐久間亜紀(慶應義塾大学 教授)
・佐藤学 (東京大学 名誉教授)
・塩見卓也(弁護士)
・茂野賢治(東京工芸大学 教授)
・嶋﨑量 (弁護士)
・高井良健一(東京経済大学 教授)
・高橋幸美(高橋まつりの母・過労死等防止対策推進協議会 委員)
・田中裕喜(京都ノートルダム女子大学 教授)
・知念渉 (神田外語大学 講師)
・鶴田麻也美(昭和女子大学 専任講師)
・寺西笑子(全国過労死を考える家族の会 代表)
・戸田竜也(北海道教育大学釧路校 准教授)
・苫野一徳(熊本大学 准教授)
・中澤篤史(早稲田大学 准教授)
・仲田康一(大東文化大学 准教授)
・長谷川裕(琉球大学 教授)
・林茂樹 (摂南大学 准教授)
・樋口修資(明星大学 教授)
・平松隆円(東亜大学 准教授)
・広田照幸(日本大学 教授)
・本田由紀(東京大学 教授)
・松野哲哉(奈良教育大学 院生)
・松丸正 (弁護士)
・光永悠彦(名古屋大学 准教授)
・森克己 (鹿屋体育大学 教授)
・矢田匠 (ユヴァスキュラ大学 奨学研究員)
・山口俊哉(過労死遺族)
・山本俊郎(日本福祉大学 教授)
・渡辺雅之(大東文化大学 准教授)
10月28日「変形労働時間制は見送りを」教員ら、文科省に署名提出 日本経済新聞
10月31日 狭山裁判第3次再審請求集会に参加しました。
11月11日 大学入学共通テスト2020年度実施の中止を求めます #Protest_Kyotsutest に賛同します。
11月15日 公立学校の教員への変形労働時間制導入法案、衆議院委員会採決。本会議へ。
11月24日 「公立学校への一年単位の変形労働時間制度導入を考える緊急集会」
10:30~12:00
連合会館203号室
変形労働時間制は本当に必要なのでしょうか??
拙速な制度導入ではなく十分な議論を求めます!!
ぜひご参加ください!さいたま市教組も参加します。
https://t.co/qZJQgRZvey https://t.co/LHa4Yv4t2o
集会に参加しました。斉藤ひでみさん、内田良さん、日本労働弁護団嶋﨑量さんの報告はとても良かったです。特に斉藤ひでみさんの「4月,5月,6月,7月の疲れを8月まとめ取りで癒せ、9月,10月,11月,12月の疲れも8月に癒せ、さらに1月,2月3月の疲れも8月に癒せということになる」「工藤祥子さん(全国過労死を考える家族の会、公立中学校体育教員の夫を過労死で亡くす)の夫が亡くなったのは1学期。変形労働時間制と夏休みまとめ取りで過労死は増えるのではないか」の発言に、その通りだ、と思いました。
12月4日 参議院本会議、公立学校の教員への変形労働時間制導入法案採決。「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律」成立
12月4日 「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案」成立に関する書記長談話発表
2018年6月 1日(金)さいたま市教職員組合のホームページが新しくなりました。
6月 3日(日) 6・3オール埼玉総行動に参加します。JR北浦和駅西口すぐ 北浦和公園10:00開場10:30より。集会後パレード。立憲主義を取り戻す!戦争させない!9条こわすな! ゲストスピーカー 孫崎享(まごさき うける)さん
6月 8日(金)第5回組合会議を本部4階で開催します。18:30~
6月22日(金)さいたま市教職員組合第18回定期大会を本部3階会議室で開催します。18:30~
7月13日(金)良い社会をつくる公共サービスを考える 7.13埼玉集会 18:30 浦和コミュニティセンター10F多目的ホール
9月26日(水) さいたま市人事委員会勧告
11月16日(金) さいたま市教委と賃金確定交渉 地域手当15%を来年度実施確定
11月19日(月) さいたま市教組ニュース発行